すぎなみ在宅診療所で、12月12日に在宅医療の勉強会が行われました


すぎなみ在宅診療所で在宅医療の勉強会が行われました。
症例を供覧し、在宅医療の効果と役割、また食べやすい食事や介護職の紹介、
質問コーナーが設けられました。

多くの方にご参加いただき充実の勉強会となりました。

勉強会の様子

在宅医療の症例

CASE1~抗がん剤治療が無効であったターミナル期の患者様

初回往診時、疼痛コントロールが不良でご家族の精神状態も不安定。

余命は短期間だったが、往診を行い疼痛コントロールが良好となり、一時はご家族との会話もできるようになり
ご家族の精神状態も安定し、病状を受け入れることが可能となりました。

その後ご家族も治療に参加し、訪問看護との連携を良好にすることで、満足のいく最後を迎えることができるようになりました。


CASE2~寝たきりの患者様例

寝たきり状態になり、急速に関節拘縮が進み広範な褥瘡が発生しました。

寝たきりになってから、1~2か月と早めに在宅医療を行い、医療・看護・介護がうまく連携をとり、適切な褥瘡処置と生活のペースを作り上げていきました。

ご家族の援助を受ける事なく、ヘルパー介助により3食取ることが出来、栄養状態も改善され、褥瘡も約1年で完治しました。


他にも様々なケースもございますので、お気軽にすぎなみ在宅診療所までお問合せください。


介護食のご紹介も行いました

勉強会では、噛む力や飲み込む力が弱まっている、また食事から十分な栄養が摂れない方のことのため、介護食も紹介しました。
他にも下記のようなご利用方法もございます。

  • 独居・高齢者のみの世帯で、食べたいときに手軽に使える食事に
  • 介護をしている方の外出など調理をすることができないときに
  • デイケア・デイサービス利用者が通所しない日の食事に
介護食
介護食の一例(※株式会社 クリニコ様にご協力いただきました)

次回の勉強会予定

次回の勉強会は、2013年2月20日(水曜)18時半となります。
テーマにつきましては確定後、本ホームページでもお知らせ致します。

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